気になるホクロは色々な方法で除去できます

2020年06月01日

ほくろで悩んでいる人は意外と多いかもしれません。大きさや場所によってはコンプレックスになることもありますし、病気との関係性が疑われることもあります。近年では皮膚かでの除去方法もどんどん進化していますし、小さいものならかなり簡単に取れるようになってきています。また、以前の除去方法では取るのが難しかったものでも効率よく取れるようになりました。

そもそもほくろは除去する必要があるのか気になっている人もいるでしょう。もちろんがんなどの病気が疑われる場合は除去する必要があるのですが、病気と関係性のない良性腫瘍であっても除去したい人が増えてきています。

除去する人の多くは審美的な理由であるとされています。もともと欧米では子供のうちにほくろを除去することが多いです。これは皮膚がんのリスクを下げるためという理由もありますが、審美的な面も大きな理由となっています。近年では日本でも見た目を気にする人が増えており、欧米のように除去を希望する人が増えてきたということです。

皮膚かでは主にレーザーによる治療が行われています。レーザー治療の施術法は少しずつ発展してきており、リーズナブルな価格で施術を受けられるようになりました。レーザーで母斑細胞を焼き切ることにより、ほくろを消すことができます。必要最小限の範囲にだけレーザーを当てることができますし、傷が目立たないことが大きなメリットです。施術後は赤みが出ますが、時間が経てばほとんど目立たなくなります。

手術治療には切開縫合法やくり抜き法があります。切開縫合法はほくろを紡錘形に切除して縫い合わせる方法であり、形に合わせてくり抜いてから縫合するのがくり抜き法と呼ばれる施術です。レーザーによる治療と比べて傷が目立ちやすいと言われることもありますが、場合によっては手術治療の方が良いこともあります。特に大きいものや深いもの、顔以外の部位にできたものにはこちらの方法がおすすめです。

3mm以上のほくろの場合、真皮内まで色素細胞が入り込んでいることが多いです。そのため表面を除去するだけでは深い部分に色素が残ってしまうこともあります。ですが、深い部分までしっかり取ろうとすると傷跡が残りやすくなります。綺麗に除去するためには、くり抜き法と切開縫合法を組み合わせるなど除去方法に工夫が必要です。

4~5mm以上のほくろの場合、切開縫合法で除去することが多いです。皺の方向に切開し、切除後には周囲の皮下剥離を行うことにより、縫合した部分が盛り上がらないようにすることができます。縫合でしっかりと皮膚が合うようにし、表面は細い糸で段差を合わせることで傷跡が目立ちにくくなります。

凍結法は液体窒素を使ってがん組織内の温度を冷やし、良性腫瘍を取り除く方法です。治療時や治療後の体への影響が少ないため、高齢者や持病のある人にも向いています。凍結法はレーザー治療と異なり、注射による麻酔が不要であるというメリットが挙げられます。また、液体窒素による凍結法は繰り返し施術をしても傷跡が残りにくいことも特徴です。